2019年9月より日本で公開したアニメ映画『羅小黒戦記』(ロシャオヘイセンキ)はこの度、日本語吹き替え版をアニプレックス制作、チームジョイとの共同配給により一般公開が決定いたしました。11月7日(土)より全国公開予定。
音響監督には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』『スパイダーマン:スパイダーバース』の岩浪美和が担当、制作にあたり、アニプレックス中山信宏プロデューサーは「作品を観て、正直に『これは凄い』と思いました。中国で製作されていながら、どこの国にも通じる純粋に面白い物語だと思いましたし、画面にこめられたクリエイターの熱量には、アニメーション製作に係わる者として、ある意味、嫉妬をするほどでした。
そしてそんな気持ちを超えて、この作品のファンになった者として、日本語版を作ることで、より多くの人にこの作品の面白さ、素晴らしさが伝えられるのではないかと思い、多数の方のご協力によって、吹替版ならではの新たな魅力の追加された『ロシャオヘイセンキ』を完成させることができました」とコメントし本作に対する熱量の高さを感じさせる。
個性豊かなキャラクターたちに命を吹き込むのは、人間に住む場所を追われた黒猫の妖精シャオヘイを花澤香菜、そこに手を差し伸べる植物を自在に操る妖精:フーシーを櫻井孝宏、人間でありながら最強の執行人であるムゲンを宮野真守ら豪華キャスト。今後の展開にもぜひご期待ください。
★キャスト・スタッフコメント★
◆花澤香菜(シャオヘイ役)コメント
シャオヘイはネコと子供の可愛さを持ち合わせたキャラクターです。だから、両方の要素を取り入れて、可愛く! 純粋に! という点を意識して演じました。息苦しい生活が続く中ですが、劇場で大冒険ができる素敵な機会だと思います。お楽しみに!!!
◆宮野真守(ムゲン役)コメント
この作品の繊細な表現、大胆なアクション、丁寧なアニメーションの演出にまず引き込まれました。豪華なキャストが参加する作品の中に加わることができてとてもうれしいです。是非、劇場でぜひ楽しんでください。
◆櫻井孝宏(フーシー役)コメント
フーシーはとても共感できるキャラクターでした。彼の行動は正しいとはいえないのかもしれません。でも、彼の中には“大義”と呼べるものがありますし、「きれいごとだけでは世の中は変えられない」という方向に心が傾いていく心情もよくわかります。自分自身。この作品と出会って自分の原点を再確認することができました。映画館の大きなスクリーンで見ていただければと思います。
◆プロデューサー アニプレックス中山信宏 コメント
この作品を初めて知ったのは、Twitter上のとあるクリエイターの方の投稿からでした 。そこからTwitter上でこの作品に対する熱量のある数多くの投稿を見ることが多くなったある日、社内のある人間から「すごい作品があるんです、是非見てください」と言われ、そこで自分でも作品を観て、正直に、「これは凄い作品だ」と思いました。
花澤さんをはじめとした実力派声優の演技、また岩浪音響監督のディレクションなど、多数の方のご協力によって、吹替版ならではの新たな魅力の追加された『ロシャオヘイセンキ』を完成させることができました。是非劇場でご覧いただけますと幸いです。